ワーキングホリデーとは?留学などとは何が違うの?

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ワーキングホリデーって何のこと?

 

私もはじめて聞いた時は一体何のことかわかりませんでした。

 

はじめてワーキングホリデーを目にしたのは、大学の留学相談。

 

掲示板にワーキングホリデーのポスターが貼ってあったのを見た時でした。

 

最初は、『旅行会社とかがやっているホームステイとかの一種?』なんて思っていました。

 

ここでは、ちょっとわかりにくいワーキングホリデーというものについて解説します。

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そもそもワーキングホリデーってなに?

 

ここでは、ワーキングホリデーについて、極力わかりやすく解説していきます。

 

そもそも海外に行くのに必要なもの。

 

あなたは海外に行くために、何が必要だと思いますか?

 

  パスポート

  航空券

 

これらは確実に必要ですね。

 

しかし、実はもう1つ必要な物があります。

 

それは

 

ビザ

 

です。

 

ビザとは日本語では査証とよばれています。

 

日本人が海外のどこの国に行くにも、このビザを取る必要があります。

 

ビザは、日本国内にある、目的地の国の大使館に申請することでもらうことが出来ます。

 

例えば、アメリカに行きたいなら、アメリカ大使館に申請することになります。

 

では、このビザとは何かというと、国の入国許可書のようなものです。

 

通常、その国の国籍を持つ人以外は、ビザ無しでは入国することが出来ません。

 

ビザを取ることによって、はじめてその国に入国することを許可されるのです。

 

だから、日本人が日本に入国する場合はビザはいらないけど、アメリカやオーストラリアのように他の国に入国する場合には、ビザが必要なのです。

 

なお、短期間の観光に限ってはビザ免除プログラムというものが適用されることもあります

 

これは、14日や30日などの短い期間の観光ならば、ビザを取らなくてもビザを取ったとみなして入国させてあげてもいいよ、というものです。

 

ただ、これはあくまで例外であって、この例外以外では海外に行くためにはビザが必要になります。

 

  例えば、観光目的以外で行く場合

 

  ビザ免除がされる日数よりも長くその国にいる場合

 

これらの場合では、必ずビザが必要になります。

 

さて、なぜこんなにもビザの話をしたかといと、ワーキングホリデーもビザの種類の一種だからなのです。

 

ワーキングホリデーとは、旅行会社や留学エージェントがやっているプログラムの名前でも、パッケージツアーの名前でもありません。

 

ビザの種類のことなのです。

 

ビザには種類がある

 

さて、『海外の国に入国するための許可書がビザだ』と解説しましたが、ビザの役割は入国許可だけではありません。

 

ビザでは、

 

  現地にどれだけの長さ滞在しても良いか?

  現地でどのようなことをしてもよいか?

 

という2つのことが決められます。

 

例えば、アメリカに滞在するためのビザを取得したとして、そのビザには、

 

  アメリカにどれだけ滞在してもよいか

  アメリカで何が出来るか?

 

ということも決められているのです。

 

例えば、b-1というタイプのアメリカのビザは、

 

  最高6ヶ月までアメリカに滞在してもよい

  アメリカで旅行や治療を受けても良い

 

という2つのことが許可されたビザになります。

 

ビザにはいくつも種類があって、あなたが現地で滞在したい期間と現地でやりたいことによって取得するビザが異なります。

 

例えば、

 

  働く場合には、就労ビザ

 

  学校に通う場合には、留学ビザ

 

  長期間観光したい場合は、長期観光ビザ

 

という風にです。

 

観光ビザは観光をすることのみが許可されているビザです。

 

だから、観光ビザだけで海外の国で働くことは出来ません。

 

働くためには、働くことが許可されたビザを取得しなければいけないのです。

 

また、短期観光ビザでは30日しか滞在が許可されないので、90日滞在したい場合は、長期観光ビザを取得しなければいけません。

 

まとめますと、ビザは単なる入国許可書だけでなく、入国後に何が出来るかも決められているということです。

 

そして、自分の目的と滞在期間により申請するビザが異なるということです。

 

当然、ワーキングホリデービザにもいくつかの条件が付けられています。

 

ワーキングホリデービザで何が出来るの?

 

ワーキングホリデービザにはどのような『許可』がついてくるのでしょうか?

 

滞在期間

 

通常、ワーキングホリデービザは目的地の国に1年間滞在することが出来ます。

 

例えば、オーストラリアのワーキングホリデービザを取得した場合は、オーストラリアに最高で1年間滞在することができるようになるのです。(オーストラリアは条件によっては2年に延長可、イギリスは元々2年滞在可)

 

もちろんこれは最長での期間であって、その前に帰国するのは自由です。

 

また、一度帰国しても、最初にその国に入国してから1年以内であれば、再度入国することが出来ます(マルチプルビザといいます)

 

例えば、2014年の6月1日にオーストラリアに入国して、1ヶ月後に日本に帰国したとしても、2015年5月末までは再度オーストラリアに入国して、5月末まで滞在することもできるということです。

 

その国でできる事

 

ワーキングホリデービザでは、まず観光ができます。

 

また、国により期限がある場合もありますが、語学学校などの学校に通うことも出来ます。

 

さらに、ワーキングホリデービザの名前の通り、ワーキング、つまり働くことも出来ます。

 

実は、ビザの中でも最も取得しづらいのが『働くことが出来るビザ』なのです。

 

というのも、働くことが出来るようになってしまうと、その国の人々の仕事が奪われてしまうから。

 

また、その国で収入を得られるということは、その国で生活できるということです。

 

それは海外からその国に住み着く人が増えることにつながり、色々な問題を起こします。

 

そのようなことから、多くの国で、働くことが出来るビザ(就労ビザ)の取得は大変難しいのです。

 

通常、就労ビザを取得するためには、あらかじめ正社員として雇ってくれる現地の会社が必要になります。

 

つまり、正社員としての雇ってくれる現地の会社がなければ、通常就労ビザは取得できないのです。

 

しかし、ワーキングホリデービザは違います。

 

働き先が決まっていなくても、取得することが出来ます。

 

まとめますと、ワーキングホリデービザの最大の特徴は、

 

  1年間その国に滞在することが出来る

  その国で、観光や勉強、仕事もすることが出来る

 

ということなのです。

 

なお、ワーキングホリデービザが有効になるのは、あくまで申請した国だけです。

 

例えば、オーストラリアのワーキングホリデービザを取得したら、そのビザが効果があるのはオーストラリアだけで、他のワーキングホリデー対象国であるカナダやニュージーランドの国では一切関係がありません。

 

留学とは何が違うの?

 

留学は、主に勉強をするために行きます。

 

留学で行く場合は、勉強する学校がなければいけません。

 

また、留学は学生ビザで行くため、学校を一定期間以上休むと、ビザが失効となり、強制的に帰国しなければいけなくなります。

 

つまり、学校に通う費用が必要になり、なおかつ学校を休めないので、自由な時間が中々取れないという条件があります。

 

さらに、基本的に働くことは出来ません。

 

国によっては学費を稼ぐために、一定時間働いて良いという場合もありますが。

 

対して、ワーキングホリデービザは、特に何かをしなければいけないという条件はありません。

 

学校に通う必要は特にありませんし、学校に通ったとしてもサボっても強制帰国にはなりません。

 

また、国によっては条件はあるものの、基本的には滞在中ずっと、何時間でも働くことが出来ます。

 

つまり、

 

  留学はあくまで勉強をしに行くもの

  ワーホリは、自由に生活できるもの

 

という違いがあります。

 

ワーキングホリデーはどこかのエージェントや旅行会社に申し込みしなければいけないの?

 

ワーキングホリデーでよくある勘違いの1つに、

 

どこかのエージェントや旅行会社に申し込みをしなければいけない

 

というものがあります。

 

しかし、これは間違いで、ワーキングホリデーは自分一人で申請することが出来、ビザも取得することが出来ます。

 

確かに、提出書類など、観光ビザよりも煩雑ですが、決して自分一人で出来ないことではありません。

 

特に、大使館以外の外部機関にお願いしなければ取れないとか、ワーホリに参加できないとか、そんなことはありません。

 

ワーキングホリデービザの申込先は、行きたい国の大使館です。

 

それ以外はありません。

 

ワーキングホリデーをやっている国は?

 

2015年現在、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、フランス、ドイツ、アイルランド、ノルウェー、デンマーク、台湾、香港、韓国、ポーランド、ポルトガルの14カ国です。

 

なお、ポーランドとポルトガルは2015年に協定が成立したばかりなので、これからワーホリに行くことが出来る国となります。

 

※ 注意

 

ここでは解説を簡単にするために、ビザ=入国許可書と解説しましたが、厳密には、入国の可否を決めるのは入国審査官であり、ビザがあるから100%入国できるわけではありません。

 

また、滞在期間もビザで決まっているのは最大有効期間であり、実際の滞在期間を決めるのは入国審査官です。

 

アメリカのb-1ビザも6ヶ月は最大有効期間であり、実際の滞在期間を決めるのはアメリカの入国審査官です。b-1ビザを取得したからといって、必ずしも6ヶ月滞在できるわけではありません。

 

また、これらのビザ情報は変更される場合があります。現在の状況は各国の大使館ホームページなど公的機関のホームページで確認ください。

 

ワーキングホリデービザって、海外の国で1年間滞在できて、仕事や勉強、観光ができる許可書のようなもの。何をするかは自分次第。でも、1年もの間、仕事や語学勉強、旅行が出来るってことは、色々なことにチャレンジできますね!夢がふくらみます。

 

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