航空券の普通運賃と格安航空券の仕組み

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航空券の値段のカラクリをご存知でしょうか?

 

実は、航空券の値段とは、いくつもの体系に分かれていて、わかりづらいのです。

 

そして、航空券の種類によっては、同じ行き先なのに、運賃が10倍近くも違うなんてことがあるのです。

 

ここでは、そんな複雑怪奇な航空券の運賃体系について解説します。

 

まずは、航空料金の基本となる普通運賃から解説します

 

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最も高い普通運賃

 

かつて、世界の航空運賃は世界的な航空会社の業界団体で決められていました。

 

その業界団体とはIATA

 

IATAはルートや行き先別に、標準運賃を設定し、各航空会社はIATAの運賃に従って、運賃を設定していました。

 

そのため、例えば、東京からニューヨーク間の運賃はどこの航空会社でもたいして変わらないものだったのです。

 

このような運賃を普通運賃、ノーマル運賃などとよんだりします。

 

普通運賃は今でもあり、旅行会社などで売られている航空券に比べ、遥かに高い値段が設定されています。

 

例えば、東京-ニューヨーク間で往復だと、ANAのエコノミークラス2の平日でも、795,000円。

 

エコノミークラス1の週末なら、なんと1,095,000円と100万超え!!

 

では、なんで未だにこんな高い航空券があるのかというと、それは必要な人がいるからです。

 

なぜ必要なのかというと、それは航空券の仕組みから解説する必要があります。

 

航空券の仕組み

 

飛行機とは、かつては高嶺の花で、富裕層しか乗れませんでした。

 

だから、運賃が高い分、かなりわがままがきく仕組みになっていたのです。

 

例えば、一度チケットを買ってしまえば、1年の間ならいつでも予約ができる。

 

同じルートならば、どの航空会社の便でも使える。

 

また、キャンセルや払い戻しも自由。

 

もちろん、1年間いつでも予約ができるので、シーズンによって値段の変動はありません。(ただし、平日・土日で運賃差あり)

 

しかし、普通運賃は非常に価格が高く、庶民はほとんど手にすることが出来ませんでした。

 

そこで、庶民が手にするために、航空券に制限をつけて、その代わり価格を下げたものが発売されました。

 

それが正規割引運賃です(PEX運賃ともよばれます)

 

さらに、正規割引運賃とは別に、旅行会社がツアー用に仕入れた航空券を航空券単体で売り出すということもはじめました。

 

それが格安航空券です。

 

このような仕組みが正式に認められたのは、日本では1994年です。

 

つまり、今からまだ20年程度前の話なのです。

 

それまでは、公に認められていたのは、普通運賃だけでしたので、かつては海外に行くのがどれだけ大変だったことか・・・。

 

なお、今でも普通運賃の航空券を買っている人とは、ビジネスマンなど、航空券にかなり自由な設定が必要な人です。

 

例えば、帰りの便がいつになるかわからないし、航空会社もどれになるかわからない。

 

かなり長期に海外に渡航するとか、逆に、日帰りで海外に行くなど。

 

航空券の設定に高い自由度が必要な人のために、今でもノーマル運賃は残っています。

 

次のページでは、それノーマル運賃以外について、もう少し詳しく解説します。

 

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