海外でトラブルに巻き込まれた時の対処法を詳細解説

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海外でトラブルに巻き込まれた!

 

そんな場合はどうすればいいでしょうか?

 

盗難、怪我、病気・・・海外でトラブルに巻き込まれる可能性は誰しもあります。

 

トラブルに巻き込まれた場合、日本語が全く通じないような状況で、自ら色々な対応をしなければいけなくなってきます。

 

もちろん、トラブルにあわないのが一番よいですが、だれでも100%トラブルを防ぐなんてことは出来ないのです。

 

そこで、ここでは万が一トラブルに巻き込まれた場合の対処法を解説していきます。

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日本人ならば、どんな人でも相談にのってくれる場所

 

日本人であれば、だれでもトラブルへの相談に乗ってくれる場所。

 

それが、在外公館です。

 

在外公館とは、大使館総領事館です。

 

大使館や総領事館とは、ごく簡単にいえば、日本政府の海外出張所のようなものです。

 

大使館がある国の政府とのやり取りや、海外への日本文化などの広報活動、さらに海外に来ている日本人の保護や外国人に対するビザの発給も在外公館の大事な仕事になります。

 

さて、大使館や総領事館などの在外公館は、海外でトラブルにあった際に、アドバイスや相談に乗ってくれる場所でもあります。

 

だから、なにかトラブルに巻き込まれて、どうすればいいかわからない場合には、在外公館に相談する事ができます。

 

遠慮しない

 

普段日本で生活しているときは、大使館なんてニュースなどでしか聞かないものですから、ついつい遠慮をしてしまいがちです。

 

もちろん、観光案内などの緊急でないことは在外公館の仕事ではありませんので、そのような旅行に関する一般的な問い合わせはするべきではありません。

 

しかし、トラブルに巻き込まれた場合は、話は別です。

 

そもそも、在外公館の仕事は、『海外における邦人の生命・財産の保護』なのです。

 

ですから、トラブルにあって困った時には、遠慮せずに相談すべきです。

 

ただし、何でもやってくれる便利屋ではない。

 

在外公館の仕事が、邦人の保護だからといって、何でもかんでも在外公館でやってくれるわけではありません。

 

例えば、上に書いたように、観光案内やホテルの予約などは在外公館の仕事ではありません。

 

特に、『生命や財産が脅かされるような事態』以外は連絡すべき場所ではありません。

 

また、トラブルにあった時でも、在外公館には出来ないことがあります。

 

在外公館ができる事、できない事

 

在外公館ができる事、できない事を一覧にまとめます。

 

なお、詳しくは、政府ホームページをご覧ください。

 

在外公館で出来ない事

  金銭を借りることや立替

  警察などとの直接交渉、被害届の提出代行

  通訳の手配

  航空券の再発行

 

在外公館で出来る事

   医療機関や通訳、弁護士などの情報提供

  各種アドバイス(警察とのやり取り、家族からの送金方法、緊急移送等)

  パスポートの再発行や渡航書の発給

  家族への連絡(本人が逮捕などで連絡が取れない時のみ)

 

このように、在外公館ができる事は、主にアドバイスや情報提供です。

 

警察などとのやり取りは、本人が行うことになります。

 

なお、トラブルがあった際には、在外公館に行くことが必要になる場合もありますので、事前に場所や連絡先などは確認し、ガイドブックなどにメモしておきましょう。

 

在外公館リスト

 

民間の相談窓口に相談

 

もちろん領事館などの在外公館でも相談には乗ってもらえますが、在外公館は緊急時に対応してくれる場所であり。

 

また、政府機関という立場上、出来ない事もたくさんあります。

 

そのような場合は、民間で運営されている窓口に相談するとよいでしょう。

 

ただ、在外公館は日本国籍を所有しているものであれば、誰でも利用できますが、民間の場合はそうではありません。

 

当然ながら、民間の会社は利益のためにやっているので、商品やサービスにお金を払っている人しか相談には乗ってくれません。

 

民間での窓口は?

 

海外旅行中に緊急の対応をしてくれる窓口は3つです。

 

  保険会社

  旅行代理店

  クレジットカード会社

 

保険会社

 

海外旅行をしている際には、日本の健康保険が使えないので、多くの人は何かしらの海外旅行保険には加入しているかと思います。

 

そんな中でも、保険会社と直接契約するタイプの海外旅行保険に入っていれば、必ず緊急時の相談窓口があります。

 

このような窓口は在外公館よりも幅広いサポートを行ってくれます。

 

例えば、病気や怪我などの際の、海外の病院の手配、航空券の手配代行、その他にも各種相談も当然行っています。

 

相談に関しては在外公館でも行っていますが、在外公館は政府と民間人、保険会社は会社とお客様なので、対応の丁寧さはどうしても変わってくるかと思います。

 

また、24時間サポート可能という点も安心です。

 

サポートという点からも、海外に行く際には保険に加入しておくと安心です。

 

旅行代理店

 

旅行代理店でツアーや航空券などを手配した場合には、旅行代理店が緊急窓口としての対応をしてくれる場合があります。

 

例えばHISなどは、海外サポートコールというサービスを行っています。

 

これは、HISでツアーや航空券、ホテルを申込んだ人が利用できる緊急窓口で、24時間日本語で対応をしてくれます。

 

緊急対応に関しては、保険会社と比べると、できる事が少ないですが、逆に旅行代理店ならではのメリットがあります。

 

それは、旅行に関するアドバイスも行ってくれるということです。

 

例えば、移動の際の交通手段のアドバイスや、現地のホテル案内、レストランなどの情報提供などです。

 

これらは、在外公館ではもちろん行っていません。

 

保険会社にはある場合もありますが、やはり旅行代理店のほうが旅行の相談ではレベルが上ではないでしょうか?

 

クレジットカード会社

 

クレジットカードには海外旅行保険がついているものもあり、カードによっては海外の緊急窓口を提供しているものもあります。

 

例えば、アメリカン・エキスプレスは24時間電話料無料で日本語サポートを提供しています。

 

もちろん、保険会社のように、医療機関の手配までは行ってはくれませんが、医療機関の紹介やアドバイスなどはしてくれます。

 

また、アメリカン・エキスプレスのサポートですごいところは、緊急窓口として以外でも、24時間通話料無料で相談できるところです。

 

オススメの観光地や、ホテル、レストランなどを聞いたり、予約の手配をしてもらったり。

 

他にも、どのクラスのカードでも海外旅行保険が自動でついていますし、空港のラウンジが使えたり、各種幅広いサービスがあったりなど、海外旅行でとても便利なカードです。

 

アメリカン・エキスプレス以外にも、カードによっては24時間対応窓口があるものもありますが、一部のカードはゴールド以上などの条件あるので注意が必要です。

 

トラブルに巻き込まれた時に、まずするべきことは?

 

ここからは、もう少しケースを絞り込んで解説します。

 

まず、盗難や事件に巻き込まれた時。

 

そんな時には、一番初めにしなければいけないことがあります。

 

それは、現地警察に届け出ることです。

 

例えば、盗難にあった場合は、盗難の被害届を出し、盗難証明書をもらわなければなりません。

 

これがないと、保険が使えませんし、パスポートを盗まれた場合は、パスポートの再発行も出来ません。

 

ところで、現地警察は観光業ではありませんので、当然日本語は通じません

 

現地の人の他の事件も扱っているので、丁寧に対応してくれるとも限りません。

 

もし英語が苦手だったら・・・。

 

そんな場合は、観光客の対応になれている警察に行くとよいでしょう。

 

例えば、タイではツーリストポリスという、観光客の対応に慣れている警察があります。

 

また、オフィス街などよりも観光地域の警察のほうが観光客への対応は慣れているでしょうし、空港などに警察署があれば、そちらのほうが観光客には慣れているでしょう。

 

もし、どうしても不安な場合は、上記の窓口などに問い合わせてみるとよいでしょう。

 

保険に入っている場合には

 

海外旅行保険に入っている場合には、携行品の盗難には保険が適用できる可能性が高いでしょう。

 

そこで、保険に加入している場合は、どのような書類が必要なのかを確認するためにも、まずは保険会社の窓口に相談したほうが良いです。

 

先に動いてしまって、万が一必要な書類を入手しそびれた場合は、保険がおりなかったり、緊急時にかかった費用が出なかったりということも考えられます。

 

また、怪我や病気等の場合も、まずは窓口に相談し、どうすればいいかを確認しましょう。

 

保険によっては、現金を一切払うこと無く治療を受けることが出来る場合もあります。

 

また、保険金の請求には必要な書類などが必ずあります。

 

旅行に行く前にしておきたいこと

 

最後に、万が一トラブルに巻き込まれた時のために、旅行に行く前にしておいたほうが良いことを簡単に解説します。

 

緊急連絡先の設定

 

海外にいる時に、トラブルがあった際の緊急連絡先の設定はしっかりしておきましょう。

 

パスポートの裏には、緊急連絡先を書く欄があります。

 

海外にいる時に何かあった際に必要になるので、ここに必ず書いておいたほうが良いでしょう。

 

安全情報の収集

 

海外に行く前には必ず現地の安全情報を確認しましょう。

 

詳しくは『海外旅行先の治安、安全、危険情報の確実な確かめ方とは?』の記事を参照ください。

 

また、外務省で旅レジというサービスを提供しています。

 

メールを登録しておくと、現地の在外公館の情報や自然災害などの緊急事態があったら、注意喚起のメールが飛んできます。

 

家族などのメールアドレスも登録でき、万が一の場合には、そちらにもメールが飛ぶように設定できます。

 

しかも、帰国後一ヶ月でデータは勝手に破棄されるので、個人情報流出なども心配も少ないです。

 

無料ですし、国のサービスなので、海外に行く人は一度確認してみてください。

 

また、3ヶ月を超えて1つの国に滞在する人は、在留届の提出が義務付けられていますので、お忘れなく

 

短期旅行者 → 旅レジ

 

3ヶ月以上の旅行者 → 在留届

 

大切な書類のコピーなど

 

パスポートを紛失したり、盗難されたりした場合は、日本に帰国するためにもパスポートの再発行や渡航書が絶対に必要になります。

 

これがないと、日本に帰れません。

 

そして、これらの手続きを行う際に、パスポートのコピーがあると、手続きの際に役立ちます。

 

ぜひパスポートのコピーは荷物に入れておきましょう。

 

また、これらの手続きには、顔写真付きの証明書も必要になります。

 

免許証など、パスポートとは別に保管しておくことをオススメします。

 

ただし、すべての人が免許証を持っているとは限らず。

 

一方でパスポートを盗まれ、永遠に日本に帰れなくなったなんて話は聞かないので、おそらく無くてもなんとかなるのでしょう。

 

とはいえ、渡航書の発行に時間がかかったりするかもしれませんので、万が一のために持っておいたほうが良いと思います。

 

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